長野県「宿泊税」はいつからいくら?免除や子供の料金、山小屋・入湯税との関係を徹底解説

長野県内のホテルや旅館、民泊などに宿泊する際にかかる「宿泊税」をご存知でしょうか。
長野県では、地域の豊かな自然環境や歴史文化を守り、より快適な観光地づくりを進めるための財源として、新しい宿泊税の制度がスタートしました。
「宿泊税はいつから始まるの?」「子供の料金や免除の基準は?」「温泉街の入湯税とダブルでかかる?」など、旅行前に知っておきたい具体的な仕組みや金額、対象となる市町村について、最新情報を基にわかりやすく解説します。
長野県の「宿泊税」とは?いつから・いくらかかるか基本概要を解説

長野県の宿泊税は、観光振興や地域課題の解決に向けた財源を確保するための地方税(目的税)の一種です。
まずは、制度の開始時期や基本的な金額、対象者などの基本情報を確認しておきましょう。
- 実施時期(いつから?):2026年6月1日の宿泊分から適用が開始されました。
- 対象者(誰が払う?):長野県内の旅館、ホテル、簡易宿所、民泊(住宅宿泊事業法に係る施設)などの宿泊施設を利用する宿泊者です。
- 基本料金(いくら?):原則として「1人1泊あたり200円」が宿泊料金に上乗せされます。
長野県公式サイトにも宿泊税に関する記載があります。
より詳細に知りたい方はこちらも合わせてご覧ください。
長野県公式サイト:長野県宿泊税/長野県
長野県宿泊税の「免除基準」と「子供料金」の扱いについて
宿泊税には、宿泊料金の金額や目的によって「課税が免除(非課税)」となるルールが設けられています。
- 宿泊料金が6,000円未満(税別)の場合は免除1人1泊の宿泊料金(素泊まり・税抜の金額)が6,000円未満である場合、宿泊税はかかりません。
- 子供(乳幼児・児童)の宿泊税はどうなる?子供料金であっても、1人1泊の宿泊料金が6,000円以上(税別)であれば課税対象となります。逆に、添い寝などで宿泊料金が無料の場合や、割り引かれて6,000円未満(税別)になれば免除されます。
- 学校行事(修学旅行など)に同行する宿泊は免除小学校、中学校、高等学校などの学校行事(修学旅行や林間学校など)で宿泊する場合や、その引率者は宿泊税が免除されます。
■ 温泉地の「入湯税」や「山小屋」での宿泊はどうなる?
長野県への旅行、特にトレッキングや温泉巡りを楽しみにしているリピーターの方が気になる「2つの疑問」について解説します。
温泉宿に泊まった場合は「入湯税」と二重課税になる?

結論から言うと、入湯税と宿泊税は両方かかります。
温泉を維持するための「入湯税」と、長野県全体の観光魅力を高める「宿泊税」は目的が異なるため、ダブルで徴収される形になります。
大好きな温泉街の景観や魅力を未来へ守るための大切な財源として、ご理解とご協力をお願いいたします。
登山で利用する「山小屋」も宿泊税の課税対象?

いいえ、山小屋での宿泊は今回の県税(宿泊税)の課税対象からは除外(免除)されています。
信州の豊かな山々を愛する登山客の皆さまは、これまで通りのスタイルで安心して山小屋での宿泊をお楽しみいただけます。
【比較表】白馬・軽井沢など「5市町村」の独自宿泊税と合算金額
長野県内では、県が課す宿泊税(200円)とは別に、独自の宿泊税を導入(または検討)している5つの市町村(松本市、阿智村、軽井沢町、白馬村、野沢温泉村)があります。
これらの自治体に宿泊する際は、原則として「県税」+「市町村税」を合わせた金額が適用されます。
ただし、観光客の負担軽減措置としてスタートから3年間は長野県の県税分が200円⇒100円(野沢温泉村は150円)に減額される特例が設けられています。
各自治体に泊まる際のトータルの金額は、以下の比較表を参考にしてください。
💡 長野県と5市町村の宿泊税(1人1泊あたり)一覧表
※宿泊料金の総額(税別)によって金額が変わる地域があります。
| 地域(自治体) | 宿泊料金(1人1泊・税別) | 宿泊税の合計金額(1人1泊あたり) | 備考(特例・内訳など) |
| 長野県(全域の基本) | 6,000円以上 | 200円 | 6,000円未満は免除 |
| 松本市 | 6,000円以上 | 300円 | 県税100円+市税200円 |
| 阿智村 | 6,000円以上 | 300円 | 県税100円+村税200円 |
| 軽井沢町 | 6,000円〜1万円未満 1万円〜5万円未満 5万円〜10万円未満 10万円以上 | 200円 300円 350円 700円 | 宿泊料金に応じて細かく変動 ※県税100円を含む |
| 白馬村 | 6,000円〜2万円未満 2万円〜5万円未満 5万円〜10万円未満 10万円以上 | 300円 400円 500円 800円 | 宿泊料金に応じて変動 ※県税100円を含む |
| 野沢温泉村 | 6,000円〜 | 3.5%(2026.6.1~2029.5.31まで) | 2029.6.1以降宿泊料金に対する「定率5%」 (※一部定額、県税150円含む) |
集められた宿泊税の使い道とこれからの長野観光の未来

皆さまからいただいた宿泊税は、主に以下のような「長野をもっと好きになってもらうための取り組み」に還元されます。
- 大自然と美しい景観を守る:リピーターに人気の国立公園や登山道の維持、伝統的な街並みの保全。
- もっと快適な旅をサポート:Wi-Fi環境のさらなる拡充や、誰もが使いやすい綺麗なトイレの整備。
- より深い信州体験の創出:地域の伝統工芸や歴史あるお祭りの継承、混雑を避けてゆったり過ごせる新しい観光エリアの開拓。
【次回の旅のヒント】もっとディープな長野の魅力を探しに行こう
宿泊税によって、さらに快適で魅力的に生まれ変わっていく長野県。
「次はどこへ行こうかな?」と考えている皆さまへ、一歩先を行くおすすめの旅のコンテンツをご紹介します。
- いつもとは少し違うルートで長野を巡るなら定番の観光地から一歩奥へ。大人のリピーターに贈る、ゆったりとした時間を愉しむ「おすすめのモデルコース(※現在作成中)」をチェックしてみてください。
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旅の前に読むだけで、いつもの景色が違って見えてきます。
まとめ:宿泊税は長野の未来をファンと共に育てるエール
宿泊税は、皆さまと長野県が一緒になって「これからの信州」を育てていくための、温かいエールです。
次に皆さまが長野に「ただいま」と帰ってきてくださるとき、もっと素晴らしい景色と体験が待っているように、長野県はいつでも皆さまのお越しを心よりお待ちしています。
筆者: Yusuke
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