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今すぐ行きたい!松本城観光で忘れられない思い出を

松本城観光で歴史と自然を満喫!天守閣からの絶景、城下町の風情、そして美味しいグルメも。

INDEX

1.introduction

松本城はその美しき黒色から別名「烏城(からすじょう)」と呼ばれ、多くの観光客の方に親しまれています。
又、現在日本で天守が現存するお城は12ですが、その中でも五重の天守が見られるのはここ松本城と姫路城のみとなっています。

そんな松本城、実は別名が烏城ではないというのはご存じでしたか?
この記事ではそんな松本城に関するあらゆる情報をご紹介する事に加え、松本のグルメや周辺観光情報もご紹介。
これであなたの松本観光もきっと有意義なものになるはずです!

2.国宝 松本城とは?

【1】 歴史

松本城は戦国時代に建てられた大天守と江戸時代に建設された小天守とが融合した特殊なお城のなっています。
何故、二つの異なる時代の天守が共に現存しているのか?その答えを探すため、まずは歴史を見ていきましょう。

①創建

松本城の創建は戦国時代(1467-1600)
今から約550年ほど前の時代になります。
戦国時代の永正時代に造られた深志城がその始まりです。
この深志城は当時松本の守護小笠原氏を守る為の支城として建てられました。

その後、天正十年(一五八二)に小笠原貞慶が本能寺の変による動乱の虚に乗じて深志城を回復し、名を松本城と改めました。
これが松本城の始まりです。

②築造

天正十八十八年(1590年)豊臣秀吉が天下を統一すると、徳川家康を関東へ移封しました。この時、それまで松本城の城主であった小笠原氏である小笠原秀政が徳川に従って下総に移った為、秀吉は石川和正に城主を命じました。

石川和正・康長父子は城と城下町の経営に尽力し、康長の代では現在の松本城の天守三棟を含め櫓や堀を築くことで現在の松本城の基礎を築き上げました。
現存する大天守の築造年代は康長が城主時代の文禄2年から3年(1593~1594年)あたりと考えられています。
乾小天守・渡櫓も大天守と同じ文禄2~3年に造られたと考えられています。

これら三棟は徳川家康を監視する城としてその他の城と共に江戸包囲網の城の一つであったと言われています。

③ 戦国乱世を経て

松本城は異なる二つの時代の建物が融合したお城。
戦国乱世を経て太平の世となった江戸時代に新たに建てられたのが辰巳附櫓・月見櫓です。
この2棟は戦うための設備がほとんどありません。
辰巳附櫓は天守と月見櫓を繋ぐ連結の間としての役割で造られました。

月見櫓はその名の通り月夜を楽しむために造られたのではないかと思われます。
その造りはまさに月を眺めるのに最適といえます。
天下泰平の世を象徴する櫓と言えるのではないでしょうか。

④そして国宝へ

松本城は昭和5年に史跡指定を受け、昭和11年「旧」国宝として一度指定されました。
この指定は「国宝保存法」と呼ばれるもので、松本城の指定以前では名古屋を筆頭に仙台や姫路など様々な場所が指定されました。
この国宝指定は現在指定されているものとは異なります。

太平洋戦争による空襲により、各地の様々なお城が損害を受ける中、その戦火を免れた松本城は昭和25年の「文化財保護法」によって昭和27年に国宝へ指定されました。
城郭の指定は兵庫県姫路市にある姫路城に次いでの登録でした。

松本城 歴史年表

松本城の名を得る前、前身「深志城」の時代からの歴史を表形式でご紹介。

西暦出来事
1504島立右近貞永が深志城を築くと伝える。
1550武田信玄が深志へ攻め込む。
小笠原永時は深志から逃れる。
武田氏が深志城の改修に着手。
1582織田信長軍が武田勝頼を破り、武田家が滅びる。
深志城に木曽義昌が入る。
その後上杉氏の後ろ盾で小笠原洞雪が入る。
小笠原貞慶が洞雪を追い出し、深志を松本に改名。
城郭と城下町の整備に取り組む。
1590小笠原貞慶・秀政が古河へ移る。
豊臣秀吉が石川和正を松本城主に任命。
1593松本城天守の建築が石川康長によって進められる。
1600関ヶ原合戦に石川氏が徳川方に加わる。
1613石川康長が大久保長安事件に連座して改易になる。
小笠原秀政が信濃飯田から松本へ入る。
1614小笠原氏が徳川方として大阪冬の陣に参戦。
石川和正の次男康勝は豊臣陣として参戦。
1615小笠原秀政・忠脩親子が大阪夏の陣で戦死。
1617戸田康長が高崎から松本へ入る。
城の北側に武家住宅街を広げる。
1633松平直正が松本城主になる。
辰巳櫓・月見櫓の建設が行われる。
城内外の整備が進む。
1649水野忠職が領内の一斉検地を行う。
以後土地台帳の基本となる。
1686安曇野郡中萱村加助を頭に領内に大きな一揆が発生。
(貞享騒動)
1725水野氏、水野忠恒の江戸城切り付け事件により改易。
これにより松本城は幕府により収公される。
松代の真田氏が城を受け、預かる。
1726戸田氏が再び松本へ入る。
1727本丸御殿が膝下により全焼。
戸田氏は再建をせず、古山地御殿を拡張した新御殿を建設、使用。
1743幕府から5万石の幕府領を預かる。
1760中馬運送を巡り信濃国内で大訴訟が発生。
1775松本町大火発生。
城下町南部と三の丸・二の丸の一部焼失。
1793藩校崇教館を建設。開校。
1803松本町大火。
城下町東部・士屋敷・寺院焼失。
1816安曇野に拾か堰が開削される。
1825打ちこわしを伴う百姓一揆が北安曇野から発生し、城下へ迫る。(赤蓑騒動)
1832松本~信州新町間に犀川通船が開通。
1854地震発生。城内・町屋に被害。
(安政の大地震)
1862藩士伊藤軍兵衛がイギリス人殺傷。
(第二次東禅寺事件)
1863浦賀の警備を命じられる。
1864第一次長州出兵が命じられる。
水戸浪士が和田峠を通行、松本藩は高島藩と共に迎え撃つ。
しかし、敗北。
1865松本町大火。
城下南部の町屋が焼ける。
第二次長州出兵により広島へ。
1866木曽から百姓一揆押し寄せる。
1868新政府軍に属し、北越戦争に出兵。
1869藩主戸田光則は版籍を奉還し、松本藩知事になる。
1870廃仏毀釈が行われる。
1871廃藩置県により松本県へ
城郭の諸門の破壊が開始。
天守は兵部省が接収。
筑摩圏が設置、二の丸御殿が県庁となる。
松本城公式サイトより参照

松本城 歴代城主

松本城の歴代城主は6家23名となっています。

城主家城主名
石川氏和正
康長
小笠原氏秀政
忠政
戸田氏康長
康直
松平氏直政
堀田氏正盛
水野氏忠清
忠職
忠直
忠周
忠幹
忠恒
【幕府直轄】
戸田氏光慈
光雄
光徳
光和
光悌
光行
光年
光庸
光則


水野氏から戸田氏が入るまでの間には幕府が直接管理する時期もありました。
その任には松代藩の真田氏がついたと言われています。
初代城主石川和正は文禄の役の出兵中に滞在先で死亡し、2代目城主康長の代に天守の建築が行われました。

初代城主 石川 数正について

石川数正(いしかわ かずまさ)は戦国時代から安土桃山時代にかけての武将・大名。
徳川家康の片腕として酒井忠次と共に活躍しましたが、小牧・長久手の戦いの後に出奔(行方不明の状態となること)し、豊臣秀吉に臣従しました。

その後、家康が関東に移ると、秀吉に松本城城主を任命され、松本城の築城と城下町の建設、天守閣の造営などの政治基盤の整備に尽力しました。

*没年については諸説あります。

【2】 松本城 特徴

国宝に指定されている松本城ですが、いくつか松本城ならではの特徴があります。
ここ松本城でしか見られない特徴をご紹介します。

1.五重六階構造

五重六階構造とは建物を外から見ると五階建てに見えますが、実際内部は六階で構成されているという構造の事を言います。
実は日本に天守閣が現存する中でこの「五重六階」の構造が体感できるのはここ松本城と兵庫県の姫路城の2城のみになります。

松本城の内部では三階が屋根裏部屋のように外からは見えない階が存在します。
これは乾小天守でも同様で外観は三重ですが内部は四階になっています。
この特殊な造りは「望楼型」と呼ばれる天守に共通するものであり、松本城は上に行くにつれ細くなっていく「層塔型」に見えるように造られながらも「望楼型」の造りとなっているのが特徴です。

2.二つの異なる時代の天守と櫓が共存

松本城のもう一つの特徴が「二つの異なる時代の天守と櫓が共存」している事です。
大天守は戦国時代、松本城の前身である深志城の時代から2代目城主・石川康正の時代に建設され、月見櫓などの建物は江戸時代に建設されたと言われています。

こうした二つの異なる時代に建設された天守が共存しているお城は非常に珍しく、松本城では戦乱の世のお城の構造と天下泰平の世の構造の両方の特徴ある建物を一度に見ることができます。

3.黒漆と白漆喰の美しい外観

松本城の最大の特徴でもあるのが「外観」
兵庫県の姫路城は外観の白さが特徴的ですが、松本城は「黒」と「白」のコントラスで見る者を魅了します。
お城の上側にあたる白部分は「白漆喰」そして下側黒の部分には「黒漆」が使われています。

二つの色が魅せるコントラストが非常に美しさが松本城の最大の特徴であると言えます。

4.平野に築かれたお城 ”平城”

平野に築かれた「平城」も松本城の特徴の一つ。
お城といえば守りを固める為、高低差のある場所に築かれるのが一般的です。
しかし、松本城はお越しいただければ一目瞭然であるように平野に立地しています。
又、松本城周辺には高層建築も無い為、アルプスの山々と共に松本城を楽しむことができます。

この様な自然と歴史的建造物の調和も松本城の特徴です。

【3】 松本城を楽しむ為に 注目ポイント

松本城をしっかりと楽しんでいただく為にここ見て!おこに注目して!という押さえておきたいポイントをいくつかご紹介。
このポイントを押さえておけば松本城をより楽しめること間違いなし!

1.あなただけの松本城を写真に納めよう!

スマホが普及した現代では欠かせなくなった写真撮影。
松本城も勿論、写真映えすること間違いなし!
あなただけの松本城を写真に納めてみませんか?
ここでは松本城を美しく写真に納めるポイントをいくつかご紹介

①背景の日本アルプスと共に

最初のポイントは松本城とバックにあるアルプスの山々とを一緒に収める事。
季節ごとにその表情を変える日本アルプスと共に写真に収める事で同じアングルでも表情の違う美しい松本城を収めることができますよ!

②ライトアップの時期を狙って撮影しよう!

松本城では毎年、クリスマスシーズンに合わせてライトアップを行っています。
このライトアップ期間は通常とは異なり22時まで開城しています。
ライトアップされた松本城は普段とは違う美しさを放っています。
普段見られない特別な松本城を写真に残すチャンス!

③ 埋橋(うずみばし)と共に天守を撮影しよう!

松本城正面入り口とは反対側になりますが、埋橋という赤い橋が架かっています。
橋の赤とお城の外壁の白黒との色が良く合う為、非常に写真映えします!
来訪される方の多くがお城とアルプスを撮影される方が多いですが、こちらの橋と共にお城を映すことで少し違った写真を撮影することができます!

2.「五重六階」を外と中から実際に見てみよう!

松本城の特徴にてご紹介した「五重六階構造」
この構造が現存するのは姫路城とここ松本城だけになります。

まず、松本城へ来訪されたら松本城を外側からチェック!
五重になっていることをしっかり確認しましょう。
そして城内へ入ったら階がいくつあるのかしっかりと数えてみましょう!
内部は本当に六階になっているかどうか実際に上ってみて確かめることでその構造の特殊性を感じられるはずです。

松本城は三階部分が現代の建物で言う屋根裏部屋のようになっており、外からその階を確認することはできません。
これが、本当に不思議であり建築技術の凄さを体感できます。
ちなみに、江戸時代に建てられた小天守も同様の構造になっています。

3.大天守から松本市街とアルプスを眺めてみよう!

松本城はその周囲を日本アルプスに囲まれており、松本城と北アルプスを楽しむことができます。
松本城と共に日本アルプスの山々を楽しんだり、写真に収めたりと楽しむことに加えて大天守から見る北アルプスの絶景も是非、楽しんでください。

天守からの景色はアルプスに加え、お堀や城内の庭や松本市街を臨むことができます。
改めて松本城の立地が特異な事、そしてお堀の大きさなどを体感することができます。

4.時代の異なる二つの城と櫓の”造り”に着目しよう!

松本城は二つの異なる時代の天守が共存する非常に珍しいお城であります。
その為、入城後まず見学するのが、戦国時代に建設された大天守。
こちらは戦国時代に建設された事もあり、城内では武器や鎧などの展示に加え、戦のための設備が随所に見ることができます。
こうした設備と大天守の複雑な構造をしっかりと観察してみましょう。
改めて、お城の造りの複雑さと偉大さをきっと感じることができるはずです。

そして天守へと上った後に訪れるのが江戸時代に建設された月見櫓・辰巳櫓・渡櫓。
こちらの建物は大天守などと異なり泰平の世となった江戸時代に建てられた為、戦いに備えた設備がありません。
その為、優雅な造りが大天守と対照的な造りに着目してみる事でその違いが明確になるでしょう。

対照的な造りのお城を一度に見れるのはここだけ!
是非、この違いをご自身で見て楽しんでください!

3.城下町を楽しもう

松本城城内を楽しんだ後は松本城周辺の城下町を満喫しましょう。
ここでは松本城から徒歩で向かうことができる城下町スポットをご紹介。

【1】なわて通り商店街

松本城から徒歩5分圏内のなわて通り。
名前の由来は松本市内を流れる女鳥羽川の土手から始まった通りで、「縄の手のように長い土手」がなわての由来とされています。

商店街の入り口にはカエルの像が出迎えてくれます。
これはこの通りの横を流れている女鳥羽川に生息していた「カジカガエル」の復活と町おこしをかけて「カエルの街」として親しまれています。

その為、商店街のあちこちにカエルのキーホルダーや関連グッズが販売されています。
又、たい焼きも多くのお店で販売されており、とても美味しいのでおススメです。
24時間歩行者天国となっていますので、ゆっくりと商店街を歩き楽しむことができますよ!

【2】四柱神社

なわて通り商店街の中にある四柱神社。
この神社は全ての願い事が相叶うという意味で「願いごとむすびの神」として親しまれています。

祀られているのが四柱の神様である為、四柱神社と呼ばれます。
天之御中主神・高皇産霊神・神皇産神・天照大神の四神です。

地元でもパワースポットとして名高く、すべての願い事が叶うとされているので是非一度お参りする価値ありの注目スポットです!

【3】 中町通り

白い蔵造りの建物が連なり、400年の歴史を持つ独特の景観が特徴の中町通り。
当時は主に酒造業や呉服などの問屋を中心に発展してきましたが、江戸時代末期や明治の大火により多くの建物が消失しました。

その後、商人たちの知恵により「なまこ壁の土蔵」が造られ、現在の景観である白と黒を基調とした蔵造りとなりました。
現在は伝統工芸や飲食店などの専門店が並んでいます。
城下町の雰囲気を楽しみながら、あなただけのお気に入りを是非、見つけてください。

4.松本城周辺情報

①歴史を楽しむ

其の一 旧開智小学校校舎

旧開智小学校とは日本で最も古い学校の一つであり、明治6年(1873)5月6日に全久院廃寺の建物を利用して開校されました。
昭和38年(1963)3月までの間、90年続いた歴史ある学校です。

現存する校舎は明治9年(1876)4月に建設されたものになります。
建物の特徴は明治時代初期、文明開化の時代に花開いた建築様式である「擬洋風建築」です。

松本城と合わせて歴史を感じる旅にはおススメです!
*現在耐震工事の為休館中となっています。
令和6年11月9日に再オープンの予定です。

其の二 松本市時計博物館

時計の歴史を感じることができる松本市時計博物館。
時計が奏でる音と共に歴史を感じてみませんか?

館内はまるでタイムスリップ!

館内に入ると、そこはまるで時計の博物館!

  • 1階:時間の歴史 古代から現代までの時計の進化を、約30点の資料や映像を用いて分かりやすく解説しています。
    • 日時計からデジタル時計まで: 様々な種類の時計が展示されており、時間の概念がどのように変化してきたかを知ることができます。
    • 時計の仕組み: 時計がどのようにして時間を刻むのか、その仕組みを模型や映像で学ぶことができます。
  • 2階:世界の時計コレクション 江戸時代にしか使われていない貴重な和時計や、変わり種の西洋時計など、約110点が展示されています。
    • 動く時計: 多くの時計が実際に動いているので、時を刻む音を聞きながら、時計の美しさを堪能できます。
    • 蓄音機: 時計職人がメンテナンスしていた蓄音機も展示されており、土日祝日には時間を決めて演奏しています。

② 自然に癒される

あがたの森公園

自然のオアシスで心やすらぐひとときを

緑豊かな空間で深呼吸

松本市の中心部に位置するあがたの森公園は、都会の喧騒を忘れさせてくれる、緑豊かな憩いの場です。

  • ヒマラヤスギ並木: 公園の中心には、明治時代に植えられたヒマラヤスギの並木が天蓋のように広がり、木漏れ日が優しく降り注ぎます。

  • 芝生広場: 広々とした芝生広場では、ピクニックや読書など、ゆったりとした時間を過ごすことができます。

  • 池: 静かな水面に木々が映り込み、心が安らぎます。

又、松本高等学校の跡地でもあり講堂などの建物が残されています。
自然に癒されるだけでなく、歴史を感じることもできる最強のスポットと言えるでしょう。

5. 松本 グルメ

松本観光と合わせて楽しんでいただきたい松本市の代表グルメをご紹介。

1.信州そば

長野県と言えばそばというイメージをお持ちの方も多いのではないのでしょうか?
松本市でも「信州そば」を楽しむことができます!
松本市にも多くのお店がありどこでも信州そばを楽しめます。
皆さんのお気に入りを見つけてください!

松本市で人気のそば(蕎麦) ランキングTOP20 | 食べログ (tabelog.com)

2.山賊焼き

松本市のB級ご当地グルメの山賊焼き。
山賊焼きとは鶏の一枚肉をタレに漬け込んで片栗粉をまぶして揚げた松本市や塩尻市を中心とする中信地区で親しまれる郷土料理です。
唐揚げなどとは違い、一枚のお肉を使われているためボリュームたっぷり!
がっつり食べたい方には非常におススメです。

ちなみに山賊焼きは長野自動車道・みどり湖SAでも購入可能です。

3.松本一本ねぎ

松本の伝統野菜である松本一本ねぎ
加熱することで甘みが増し、甘くとろけ、鍋などに最適です!
下仁田ねぎに近い品種ですが、下仁田ねぎに比べて長く細いのが特徴です。

松本一本ねぎは松本市内の農産物直売所などでお求めいただけます!

おススメの食べ方は、かき揚げ・ハンバーグ・焼きネギ・スープなどバリエーション様々です!

松本城売店では松本一本ねぎオリジナル手ぬぐいが販売中です!

6.観光のヒント

① 開城時間・料金

項目内容
開館時間午前8時30分~午後5時(季節により変動あり)
休館日年末年始(12月29日~31日)
入場料大人      子供(6歳~15 歳)
個人
¥700        ¥300
グループ
(ゲスト当たりの料金)
¥630        ¥270   20~99名
¥560        ¥240   100~299名
¥460        ¥210   300+ゲスト
※小学生未満は無料
※障がい者の方は、障がい者手帳をご提示いただれば、本人と介護者1名は無料になります。
その他ゴールデンウィーク、お盆期間等は大変混雑します。状況に応じて安全確保のため入場制限を実施しています。
入場制限期間中は、円滑に入場のご案内を行うために本丸庭園内は順路に沿ってお進みください。

詳細については、松本城の公式ウェブサイトをご確認ください。 https://www.matsumoto-castle.jp/info

ご来城の際は、公式ウェブサイトで最新の情報をご確認の上、お出かけください。

東京方面から

交通手段ルート例所要時間(目安)料金(目安)備考
中央自動車道/長野道経由約2時間49分ガソリン代+高速料金(約5,000円〜)ETC割引、休日割引あり
電車新宿駅→(中央本線特急あずさ)→松本駅約2時間30分片道約7,000円〜指定席料金、特急料金別途
高速バス新宿駅→松本駅約4時間片道約5,000円〜繁忙期は料金が変動

名古屋方面から

交通手段ルート例所要時間(目安)料金(目安)備考
中央自動車道経由約2時間52分ガソリン代+高速料金(約4,000円〜)ETC割引、休日割引あり
電車名古屋駅→(名鉄特急ミュースカイ、特急ワイドビューしなの)→松本駅約2時間30分片道約5,000円〜特急料金、指定席料金別途

大阪方面から

交通手段ルート例所要時間(目安)料金(目安)備考
新名神高速道路、中央自動車道経由約4時間53分ガソリン代+高速料金(約7,000円〜)ETC割引、休日割引あり
電車新大阪駅→(新幹線)→名古屋駅→(名鉄特急ミュースカイ、特急ワイドビューしなの)→松本駅約3時間30分片道約15,000円〜新幹線料金、特急料金、指定席料金別途

[料金に関する注意点]

  • 上記の料金はあくまで目安です。
  • 時期や曜日、交通機関の種類、座席の種類などによって料金は変動します。
  • 高速料金は、ETC割引や休日割引などを利用することで、料金を抑えることができます。
  • 電車料金は、早割や回数券を利用することで、料金を抑えることができます。
  • 高速バスは、座席の種類や寝具のグレードによって料金が異なります。

[その他]

  • 燃料費: ガソリン価格の変動によって、車の燃料費は変動します。
  • 高速バス: 一部の高速バスでは、座席指定やWi-Fiサービスなどが提供されています。
  • レンタカー: 松本駅周辺でレンタカーを借りる場合は、車両の種類や保険の種類によって料金が異なります。

それぞれの交通手段のメリット・デメリット

  • 車: 自由な旅程で観光できる、荷物がたくさん積める。一方で、渋滞や駐車場の確保が課題。
  • 電車: 定期的な運行で安心、景色を楽しめる。一方で、自由度が低い、荷物が大きい場合は不便。
  • 高速バス: 料金が安く、座席が快適な場合もある。一方で、所要時間が長い、トイレ休憩の回数が多い。

その他

  • 松本駅からの松本城へのアクセス: 松本駅前からバスが出ており、約10分で到着します。
  • レンタサイクル: 松本駅周辺でレンタサイクルを借りて、周辺観光を楽しむこともできます。
  • タクシー: 松本駅前からタクシーで松本城まで行くことも可能です。

ご自身の旅行スタイルや予算に合わせて、最適な交通手段を選んでください。

②駐車場

松本城周辺の駐車場をご紹介。

1.市営開智駐車場

松本城裏に位置し、松本城へ最も近い駐車場です。
収容台数は普通車116台となっています。
料金は1時間¥200となっており、以降30分毎¥100が加算されていきます。
清算は事前清算可能です。

利用時間は市営の為、午前8時から午後6時まで。
午後6時以降の出入りはできません。
*24時間利用は不可なのでご注意ください。

周辺駐車場の中では最も料金が安く、松本城から近い為非常に人気の駐車場となっています。
平面駐車場となっていますが、駐車幅はやや狭め。
自動車からの乗り降りには注意してください。

詳細情報

名前市営開智駐車場
住所長野県松本市開智1-1-15
開場時間AM8:00~PM6:00
料金一時間¥200
以降30分毎¥100
収容台数116台
周辺情報旧開智小学校 徒歩7分
旧司祭館 徒歩7分

開智駐車場 – 松本市ホームページ (city.matsumoto.nagano.jp)

2.東洋計器大手門駐車場(立体)

松本城からは少し離れてしまいますが、松本城と合わせて観光をおススメする縄手通りなどに近い駐車場です。
松本城に加えて松本を観光する方には非常のおススメな駐車場です。

立体駐車場となってやや場内が狭くなっているで運転に不慣れな方などはご注意ください。

収容台数は437台となっており、開場時間は午前7時30分から午後10時30分までです。
料金は30分毎¥150。夜間は午後10時から午前8時30分までで¥1030となっています。

*昼間の最大料金の設定はありません。ご注意ください。

詳細情報

名前東洋計器大手門駐車場(立体)
住所長野県松本市大手2丁目3番10号
利用可能時間AM7:30~PM10:30
料金30分ごと¥150(最大料金なし)
夜間料金 ¥1050(PM10:00~AM8:30)
収容台数437台
周辺情報縄手通り商店街 徒歩2分
四柱神社 徒歩1分
松本PARCO 徒歩5分

3.タイムズ松本開智

市営開智駐車場よりさらに奥に入ったところにあるタイムズの駐車場。
収容台数は7台と少なめに加えて料金が高いというデメリットもありますが、松本城へのアクセスが良く、メイン通りからもそれている為、止められる可能性が比較的高いかもといえる駐車場です。

他の駐車場とは異なり24時間駐車可能なので長時間駐車をご希望の方にはおススメです。

詳細情報

名前タイムズ松本開智
住所長野県松本市開智1-2
利用可能時間24時間
料金平日:1時間¥200 最大¥600
休日:1時間¥200 最大¥700
*クレジットカード利用可
収容台数7台
周辺情報旧開智小学校
松本神社

③松本城 入城前の確認事項

松本城は敷地内が整備されている為、車椅子や足の不自由な方でも巡りやすくなっています。
しかしながら、お城の中を巡る際には気をつけるべきポイントがあります。
以下の点をしっかりと中止して楽しい松本城観光を実現させましょう。

1.階段には要注意

松本城内の階段は非常に急な角度となっています。
お子さんや高齢者、足に負担を抱えている方などは登り降りには特に気を付けてください。

又、高所恐怖症は登りは特に気になりませんが、下りの際は下が良く見え、高さを感じるのでご注意ください。

一段一段しっかりと段を踏みしめながらゆっくりと降りましょう。

2.城内は土足厳禁

城内は土足厳禁となっています。
その為、入口にて靴を入れるビニール袋が渡されます。
この袋が意外と階段を上り下りする際に邪魔になったりします。

ですので両手が塞がらないように靴が入る大きさのカバンがあると便利です。
おススメはリュックサック。
リュックであれば両手が塞がる事もないので、階段の上り降り含め快適に城内を巡ることができます。

3.底冷えに注意

見落としがちなのが、城内観覧中の底冷え。
夏の時期は涼しくて非常に快適な松本城ですが、その他の季節、特に気温がそこまで高くない時期の観覧の際には注意してください。

筆者も実際春先に訪れましたが、床が冷えており、靴下一枚では非常に寒かったという苦い経験をしました。

冷え性の方や、体調を崩しやすい方は足元の対策が必須です。

7.松本城のここにも注目!

↑松本城公式インスタグラムより
松本城の見どころについてご紹介しましたが…
実はもう一つ、松本城に関して注目していただきたい点があります。

それが”松本城公式インスタグラム”
なんと松本城公式インスタグラムはこの度、全国のお城の公式インスタグラムの中でなんとフォロワー数が1位となりました!

四季折々の松本城をインスタグラムの投稿を通して見ることができます。
又、風景と共に動物との2ショットがあったりなど様々な松本城を見て楽しむ事が出来ます。

写真に自身のある方は是非、公式に負けない写真を撮影してみてはいかがでしょうか?
又、綺麗に写真に収めたいという方も投稿を参考に自分だけの一枚を撮影してみてください!

8. まとめ

SNS映え間違いなし! 歴史好きも、写真好きも満足できるのが松本城。
重厚な天守と美しい自然の融合は、まるで絵画のよう。
天守からの絶景をバックに、自分だけの特別な一枚を撮影してみてはいかがでしょう。
歴史と現代が交差する場所で、あなただけの物語を紡いでください。