「日々のルーティンから抜け出して、非日常を味わいたい…」そう思っていませんか?都心部から車で約3時間。
中央自動車道を降りて向かう先は、新海誠監督のアニメ映画『君の名は。』で一躍有名になった、長野県諏訪市の立石公園です。

この記事では、スマホナビでは分からないリアルなアクセス情報から、他では紹介されていない秘密の撮影スポットまで、徹底的に解説します。
この記事を読めば、あなたは最高の思い出と、心に残る絶景を写真に収められるはずです。

諏訪湖立石公園とは?心と記憶に残る、唯一無二の絶景
立石公園は、諏訪湖を見下ろす高台に位置し、「諏訪湖随一の絶景」と称される展望公園です。
その眺望は、単に美しいだけでなく、見る人の心に深く残る特別な魅力を持っています。
古くからこの地を見守ってきた公園の名前は、地域に伝わる「立石」という地名に由来しています。
そして近年、アニメ映画『君の名は。』に登場する「糸守町」を彷彿とさせる場所として、全国から多くのファンが訪れるようになりました。
訪れる人々が、映画の世界に入り込むような体験ができるこの場所は、単なる観光地ではなく、特別な物語を感じさせる唯一無二の絶景スポットなのです。


3つの段からなる絶景!あなただけのベストショットを探す旅へ
立石公園は、単一の展望台ではありません。
実は、高低差のある三段構成になっており、それぞれ異なる景色と雰囲気を持っています。
それぞれの段を巡ることで、他では見られない、あなただけの特別な一枚を撮ることができます。
1. 駐車場からすぐ!定番の絶景スポット
お車を停めてすぐに目に飛び込んでくるのが、この一番上の段からの景色。
ここが、最もよくSNSなどで見かける、諏訪湖全体を一望できる王道の構図です。
特に夕暮れ時や夜景の時間帯は、多くの人がこの場所でカメラを構えています。
人気の撮影スポットですので、お互いに譲り合って、気持ちよく撮影を楽しみましょう。
- 撮影のポイント: 湖の広大さと街並みをダイナミックに写したいなら、ここからが一番です。


2. 階段を降りた先にある、パノラマビュースポット
駐車場から続く階段を少し降りてみましょう。
**階段はやや急ですが、スロープもあるので、車椅子の方でも安心して降りることができます。
**階段を降りた先にはもう一段開けたスペースが広がり、階段状の腰を掛けられるスペースが広がっています。
目の前には、ビューポイントを示すがあり、ここからの撮影も可能です。
- 撮影のポイント: ここからのアングルは、上の段とは少し違った、奥行きのある写真が撮れます。フェンスのラインを構図に入れると、まるで絵画のような一枚になります。


3. 公園最下段!和やかな雰囲気の憩いの場
さらに階段を下っていくと、広々とした芝生広場と遊具が見えてきます。
ここはこの公園の市場下の段に位置しており、アニメのワンシーンの様な画角での撮影は難しいですが、人がそれほどいない為、のんびりと眺望をお楽しみいただけます。
湖畔と街並みそして山を画角に納めるのであればココが混みあっておらずおススメです!

【必見】もう人混みに悩まない!駐車場上にある建物の「穴場」へ
実は、多くの人が見落としがちな、とっておきの穴場スポットがあります。
それは、駐車場の上にある建物です。

皆が公園の展望台に集中する中、この場所は人通りも少なく、静かに絶景を独り占めできます。
そして何より、公園の展望台よりもさらに高い位置から景色を眺めることができるのです。

映画に登場しそうなワンシーンを撮影できます

左右は山々に囲まれまるで穴が開いたかの様な空間を撮影できます。
- 撮影のポイント: ぜひスマホのパノラマ機能を使って撮影してみてください。湖、街並み、そして遠くに連なる山々まで、諏訪の壮大な景色をすべて一枚の写真に収めることができます。

4つの顔を持つ絶景:時間帯別ベストタイムガイド
立石公園の景色は、時間帯によってまったく異なる表情を見せます。
旅の目的に合わせて、最適な時間を選んで訪れましょう。
1. 開放感あふれる「昼の絶景」
夕方以降の混雑を避けたい方には、昼間の訪問がおすすめです。
澄み切った空気の中、視界いっぱいに広がる諏訪湖は、まるで地球にぽっかりと大きな穴が開いたかのような、吸い込まれるような青さを見せてくれます。
標高が高いこの場所は、天気の良い日でも平地よりは若干涼しいですが、その分、紫外線は強いので、日焼け対策は忘れずに。
この昼間の景色は、目の前に広がる大パノラマを体いっぱいに感じられる、開放感あふれる絶景です。

2. 息をのむ「夕暮れの絶景」
SNSで最も人気が高いのが、この夕暮れ時です。
太陽が諏訪湖に沈んでいくにつれて、空の色は刻々と変化し、幻想的なグラデーションを創り出します。
空は、オレンジ、赤、紫、そして深い藍色へと染まり、その色の変化が、まるで湖面に反射したかのように、諏訪湖の色も様々に姿を変えていきます。
オレンジ色に染まる湖面は、まるで燃えるようで、街に光が灯り始める瞬間は、まさに映画のワンシーンのよう。大切な人と訪れるなら、この時間が一番おすすめです。
ただし、この時間帯は混雑が予想されるため、早めの到着をおすすめします。
3. ロマンチックな「夜の絶景」
日没後、完全に空が暗くなると、眼下には宝石をちりばめたような街の夜景が広がります。
遠くの高速道路を走る車の光が、まるで光の筋のように見えるのもポイント。
昼間とは全く違うロマンチックな雰囲気を楽しむことができます。
湖畔に沿って並ぶ街の明かりは、まるで夜の帳(とばり)に浮かび上がる光のネックレスのよう。
空には満天の星が瞬き、まるで宇宙と地上を繋ぐかのような、幻想的な光景が広がります。

4. 穴場を狙うなら「早朝の絶景」
夕方や夜の混雑を避けて絶景を楽しみたいなら、朝方の来訪もおすすめです。
人も少なく、静かな環境で朝日とともに諏訪湖を一望するのは、まさに乙なもの。
ここは朝の静寂を感じることができ、幻想的な時間を体感できます。
特に、湖面から立ち上る朝霧が光に照らされる様子は、まるでジブリ映画に迷い込んだかのような、幻想的な空間を作り出します。
夕暮れ時とはまた異なる、特別な雰囲気をお楽しみいただけます。
SNS映えする写真撮影のコツ【iPhoneでもOK】
せっかくの絶景、写真にもこだわりたいですよね。
スマートフォンで撮影するだけでも、ちょっとした工夫で「いいね!」がたくさんもらえる写真が撮れます。
- 映画のようなシルエット写真を撮る: 夕暮れ時、太陽を背にして人物を撮影すると、映画のワンシーンのように美しいシルエット写真が撮れます。空のグラデーションと人物のコントラストが、よりドラマチックな雰囲気を演出してくれます。
- パノラマ機能を活用する: 諏訪湖の壮大な景色を一枚の写真に収めたい場合は、パノラマ機能がおすすめです。
- 人物を小さく配置する: 展望台の端に立って、背景の広大さを強調するように人物を配置すると、よりドラマチックな写真になります。
諏訪湖立石公園へのお車でのアクセスガイド:道順を徹底解説
旅の不安を解消するため、車でのアクセス方法を分かりやすく解説します。
道中には少し狭い道もありますが、焦らず安全運転を心がければ大丈夫です。
1. 最寄りのインターチェンジ
中央自動車道 諏訪IC からアクセスするのが最も一般的です。
諏訪湖ICではありませんので、ご注意ください。
2. ICからの道順(スマホナビの設定)
- 諏訪ICを降りたら、**「立石公園」**をナビに入力します。
- ICから公園までは、主に国道20号線を走り、諏訪市街地を抜けていきます。
- 市街地を抜け、元町の信号を右折し、県道40号に入るのがおススメです。
県道40号は片側一車線の道路の為、比較的安心して運転が可能です。
**岡谷側から来訪の際はナビによって元町より手前で左折する場合があります。
この場合、狭いカーブの続く道を経由して県道へと合流します。
運転が不慣れな方は必ず「元町」の交差点にて左折してください。** - 県道40号においても公園近辺のカーブは道幅が狭く、見通しも悪い為運転の際は速度に十分注意してください。


道幅もここが狭いので注意が必要です。
3. 駐車場情報
公園の入口付近には無料駐車場が整備されていますが、夕方など混雑する時間帯は満車になることがあります。
もし満車だった場合は、無理に待たずに周辺の道でUターンし、少し離れた場所に車を停めて歩いてくることを検討しましょう。

上がって来て左側になります。
10台程駐車可能です。

やや狭いのでメイン駐車場がおススメ

絶景の後は?諏訪湖周辺のおすすめ立ち寄りスポット
立石公園での滞在時間は、写真撮影を含めて1時間程度が目安です。
絶景を楽しんだ後は、諏訪湖周辺で食事や休憩、観光を楽しみましょう。
諏訪の歴史と文化に触れる旅
- 高島城: 諏訪湖のほとりに佇む、別名「浮城」とも呼ばれる美しい城です。天守閣からの眺めも素晴らしく、歴史好きにはたまらないスポットです。
- 諏訪大社 上社本宮・下社秋宮: 全国に一万社以上ある諏訪神社の総本社。荘厳な雰囲気に包まれ、神聖な気持ちになれる場所です。




お金はかけずに楽しむ、癒しの時間
- 諏訪湖畔の足湯: 湖畔に点在する無料の足湯で、歩き疲れた足を癒すことができます。絶景を見ながらのんびり過ごすのに最適です。

公園散策で疲れた脚を癒やしましょう!
旅の思い出に、ユニークなグルメを
- イナゴソフト: 諏訪ならではの面白い体験をしたいなら、地元の名物「イナゴ」を使ったソフトクリームを試してみてはいかがでしょうか。見た目のインパクトとは裏腹に、意外な美味しさに驚くはず。話のネタになること間違いなしです。
まとめ:立石公園で最高の思い出を作ろう

立石公園は、ただの展望台ではありません。
アニメの世界に浸ったり、大切な人とロマンチックな時間を過ごしたり、SNS映えする写真を撮ったりと、様々な楽しみ方ができる場所です。
この記事が、あなたの諏訪湖ドライブ旅の計画に役立ち、最高の思い出を作るきっかけになれば幸いです。